佐々木眼科

甲状腺眼症

甲状腺眼症は、甲状腺に関連する自己抗体が眼球周囲の脂肪や眼を動かす筋肉に炎症を引き起こす病気です。
この病気は、バセドウ病のような甲状腺機能亢進症だけでなく、橋本病のような甲状腺機能低下症や、甲状腺機能が正常な場合でも発生する可能性があります。
目の異常を訴えて眼科を受診した際に、初めて甲状腺機能異常が見つかるケースもあります。

👁️ 症状
甲状腺眼症の症状は多岐にわたります。

初期症状
 目の痛み
 まぶたの腫れ(眼瞼腫脹)
 目の充血
 ドライアイ
 目のゴロゴロ感
 過剰な涙
 かすみ目
これらの症状はアレルギーと間違えられることがあります。

進行した症状
 物が二重、三重に見える(複視)
 眼球突出(目が飛び出ているように見える)
 まぶたの引きつれ(上眼瞼後退)
 視力障害
 斜視(左右の目の位置ずれ)

💡 特徴
甲状腺眼症には「活動期(炎症期)」と「非活動期(安定期)」があります。
目の症状が甲状腺の全身症状に先行したり、甲状腺の治療後に発症することもあります。
甲状腺ホルモンの数値と目の症状の進行が必ずしも一致しないことも特徴です。
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